植物指標による大気汚染の測定 3
・いつも同じところに育っているため、毎年同じ樹で調査できる。
・樹木の葉は、汚染された空気によくさらされている。
・樹木の幹や枝は、葉が枯れたあとまで残る。
・もともと葉があったのに、枯れてしまった、ということが一目でわかる。
・年輪は、その樹を取り囲む環境の記録となる。
・・・煙害地の場合、汚染源へ近づくほど樹木が弱り、少なくなる現象が容易にわかります。
都市の汚染の場合、もともと緑が少ないため、なかなかわかりにくいのです。
それでもアカマツ、モミ、ケヤキ、ムクノキ、シラカシ、スギなどが東京都心から姿を消しています。
アカマツ、ケヤキ、ムクノキは、大気汚染に弱いことが実験的にたしかめられています。
モミ、シラカシ、スギは、わたくしたちの実験では、かなり強いものということになっています。
しかし、都心から郊外にかけて、年々枯れていく範囲が広がっています。
これには、地下水の吸みあげによって、土壌中の水分が不足していることも原因の一つに考えられています。